第153回定例研究会 プログラム
テーマ「水素および再生可能エネルギーに関する最近の動向」
15:15 開会の挨拶
15:20〜16:20
「2025年の「脱原発」に向けた台湾エネルギー政策及び水素技術の取り組み」
台北駐日経済文化代表処 科学技術部 部長 洪儒生 氏
現時点、電力の約14%の原子力発電を2025年までゼロにするという脱原発法案が可決に当たって、台湾は太陽光や風力などの再生エネルギーの比率を現在の4%から2025年には20%に引き上げる目標を定めた。その推進計画の実証場として、台湾南部沙崙地区にグリーンエネルギーサイエンスシティの構築、特に不安定な再生エネルギの貯蔵として、水素エネルギー技術の可能な取り組み及び海外からの技術導入について紹介する。
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16:20〜17:20
「産総研 福島再生可能エネルギー研究所における再エネと水素関連技術開発」
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
再生可能エネルギー研究センター 研究センター長 古谷博秀 氏
産総研では福島県郡山市に福島再生可能エネルギー研究所(FREA)を平成26年4
月に設立し、再生可能エネルギーおよび水素エネルギー技術についての研究開発を
実施している。特に水素エネルギーにおいては、各種水素キャリアについて実規模
に近いシステムによる研究開発を行い、実用化に向けた課題解決に力を注いでい
る。ここでは、再生可能エネルギーや水素エネルギーの動向に加えて、FREAでの最
近の研究成果を紹介する。
17:20 閉会の挨拶
座長: 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 高木英行氏
(17:30〜意見交換会) |
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