平成30年度HESS総会特別講演会(第156回定例研究会) テーマ「水素エネルギーの現状と展望 〜 水素エネルギーに取り組む大学、機関から」 15:30-15:35 開会挨拶 15:35-16:25 「水素社会実現に向けた九州大学の挑戦」 九州大学 副学長・水素エネルギー国際研究センター長 佐々木一成 氏 パリ協定の発効や水素基本戦略の策定を受けて、我が国の水素エネルギー社会実現に向けた取り組みをさらに加速すべきフェーズに入ってきた。他方、Hydrogen Council(水素協議会)などが掲げる目標との解離も見られる。本講演では、2005年の伊都キャンパス移転開始時期から進めてきた「九大水素プロジェクト」における基礎基盤研究、産学連携、国際連携、地域連携、社会実装を含めた包括的な取り組みをまとめて紹介するとともに、環境性のみならず経済性や社会性も考慮した今後の研究展開やアカデミアの在り方について議論する。 16:25-17:15 「国内におけるFCV用水素インフラの整備とHySUTの取組みについて」 (一社)水素供給利用技術協会(HySUT) 理事・事務局長 池田哲史氏 一般社団法人水素供給利用技術協会(HySUT)は、FCVに水素を供給する商用ステーション整備における技術的な支援等、水素インフラの普及拡大を目的とした諸活動を展開している。日本におけるFCVの普及および商用水素ステーションの整備状況とともHySUTの取組みについて紹介する。 17:15-17:20 閉会の挨拶 座長:(国研)産業技術総合研究所 高木英行 氏 ※講演時間は質疑応答の時間を含みます。 日時:平成30年5月28日(月曜日) 会場:日本大学 理工学部 駿河台キャンパス1号館 6階CSTホール |